16時間断食をご存じですか?
インターミッテントファスティングや16時間ダイエットなどとも呼ばれています。
1日24時間のうち、カロリーを摂取できる時間を8時間として、残りの16時間はカロリー摂取をしないダイエット法です。
今回は16時間断食を実際に体験した筆者が感じたメリット・デメリットをお伝えさせていただきます。
ダイエットで悩んでいる皆様の参考になれば幸いです。
16時間断食を実施した結果
16時間断食は最も簡単で効果的なダイエット方法です。
私自身が実際に体験し、何もストレスを感じることなく9ヵ月で10kgの減量に成功しました。
16時間断食が最も簡単な理由
16時間断食は、何かを新たに始める必要がありません。
特別な道具や準備も不要で、ただ単純に食事の時間を制限するだけで簡単に減量を達成できるからです。
継続的な運動や、食事内容の制限もなく、8時間の中で好きなものを好きなだけ食べることができる上で、自然と確実に減量ができます。
16時間断食の実施過程
私自身が9ヵ月にわたって16時間断食を実践した結果、10kgの減量に成功しました。
当時は仕事が忙しく、平日は仕事に追われ、週末も運動に時間を費やす余裕がなかったこともあり、30代半ばから徐々に体重が増え始め、気が付けば80kg近くまで体重が増えていました。
今まで着ることができていた服やスーツもきつくなり、下腹部が出てきたことでダイエットを決意しました。
時間に制限があるため、何か効率の良いダイエット方法はないか模索していたところ、16時間断食と出会いました。
平日は7時過ぎには自宅を出て、22時に帰宅の生活だったため、断食時間を0時~16時に設定して、16時~0時までは好きなものを好きなだけ食べていましたが、16時間減量を始めて早々に体重に変化が現れました。
9月に16時間断食を開始して1か月で1.6kg減、2か月で3.1kg減と順調に体重が減り続け、9か月目には10.0kgの減量を達成しました。


16時間断食のメリット・デメリット
実際に16時間断食を体験して、私が感じたメリット・デメリットを記載します。
メリット
1.新しく何かを始める必要がない
何かを新しく始めたり、何かを継続し続けることは、たとえそれが自分の好きなことであっても難しいことだと思います。
しかし、16時間断食は16時間の間にカロリーを摂取しないだけで簡単に減量ができます。
2.効果が直ぐに現れる
ダイエット方法には様々な方法がありますが、大体の方法は効果が現れるまでに時間がかかります。
16時間断食は開始して数日で確実に体重が減少します。
直ぐに効果を実感できるため途中で挫折することなく継続することができます。
3.時間・お金を有効活用できる
16時間断食を開始することで、食事や間食の回数が減少します。
今まで食事や間食に消費していた時間やお金を別のことに充てられます。
仕事に追われていた筆者は昼食時間を日々の業務に充てていました。
デメリット
1.休日の家族との昼食
仕事が休みの日に家族で外出した際には、基本的にお昼ご飯を一緒に食べられません。
妻には自分たちだけ食べるのは申し訳ないと気を使わせてしまうことがしばしばありました。
対策として、翌日に外出することが分かっている場合は、前日の食事を20時までに済ませることで翌日の12時から食事をすることができます。
2.空腹によるイライラが態度に出てしまう
私自身は普段通りに接しているつもりでも、妻からイライラしていると指摘されることがありました。
16時間断食を始めた当初だけだったと思いますが、16時間断食に身体が慣れるまでは自分では気が付かないうちに不機嫌になっていたようです。
3.断食中や食後に眠気に襲われる
断食中は身体がエネルギー消費を抑えるため、眠気を感じることがあるようです。
私の場合は毎日11時頃から眠気に襲われました。
そのため、ブラックコーヒーは欠かせません。
また、空腹状態で食事を摂ることで血糖値が関係していると思いますが、食後は急激な眠気に襲われます。
最後に
16時間断食は手軽に始められ、持続可能で効果的なダイエット方法です。
減量したいけど時間がないと悩んでいる方や他のダイエット方法で挫折をしてしまった方には、是非とも16時間断食を試していただきたいです。
人によって向き不向きはありますが、最後のカロリー摂取から次のカロリー摂取の間隔を16時間空けるだけで理想の体重が手に入れられます。
私が9か月で10kgの減量に成功したように、皆様も16時間断食で理想の体重を手に入れてください。